口腔内スキャナ
分かりやすい説明＆治療精度の向上
口腔内スキャナーは、患者様に負担なく口腔内の情報を素早くデジタル化し、立体的にお口の中の状態ををモニター画面に映し出します。高精度スキャンにより細部の再現性が高いので、通常では見る事の出来ない角度からでも歯の状態を確認でき、細部の異常までも容易に見つけ出す事が可能となります。
また、口腔内情報の再現性が高い事から、CADデザイン時の視認性向上および患者様への治療説明時の理解度も向上します。この事は、診断から治療方針の決定、そして治療終了までのプロセスを安全に確実に効率化してくれます。
● 治療説明
口腔内スキャナにて取得した患者様の口腔内データをデジタル化・3D化しモニターに映し出す事により、患者様はご自身の口腔内の状態をリアルタイムで知る事ができます。歯牙摩耗、歯牙移動あるいは歯肉退縮の進行などの変化もモニター上で患者様に示す事ができます。
また、レントゲンやCTのように放射線を使いませんので、被ばくの心配もなく安全性が高いと言えます。
● 光学印象
患者様の印象（型取り）時の不快感や負担を軽減しチェアタイムを短縮、スキャナチップは滅菌が可能な事から汚染のリスクを最小限に抑える事ができます。
光学印象とは、口腔内の型取り材であるアルジネートやシリコン（粘土のような物）に取って代わる物です。虫歯を削った後に形成さる窩洞・支台歯・隣在歯の情報を、レーザーの光により口腔内で直接計測する口腔内の型取り（印象）採得方法です。
虫歯の部分を削り取った後、必要となるのが詰め物や被せ物を作る為の口腔内印象（歯型取り）です。この歯型により詰め物や被せ物が製作されるのですが、口腔内にピッタリ合っていないと歯自体の寿命に多大な影響を及ぼします。 つまり、製作された詰め物や被せ物が口腔内にピッタリ合っていないと2次虫歯となり、再治療もしくは抜歯と言う事になるのです。
歯型を取る為には通常アルジネート材やシリコン材が使用されます。その型から口腔内模型（歯型）が作られ、その歯型から詰め物・被せ物が製作されるのですが、実はその時、アルジネート材やシリコン材等の模型材に起因するテクニカルエラー（歯型材の変形・寸法精度のずれ）がどうしても起きてしまいます。
光学印象ならば、光学印象採得を口腔内で直接行った後、それをコンピュータ上でデータ化してモニタ上で補綴物（さし歯・詰め物・矯正装置等）のデザインし補綴物や矯正装置を製作する為にテクニカルエラーを解消できる事から、精度の高いピッタリと合った補綴物や矯正装置の製作が可能となります。
口腔内スキャナ：
丸の内永楽ビル歯科クリニック
千代田区丸の内、大手町の歯科医院・歯医者、大手町駅 地下直結・東京駅 丸の内北口 徒歩3分